クラッシャー上司とは

最近、部下を次々にうつに追い込む上司が問題になっています。すべてのケースというわけではありませんが、中には部下が次々と倒れているにもかかわらず、自分のやったことにまったく罪悪感を覚えない人もいます。自分は周りが恐れるほどタフな人間なのだ、と思っていたり。それどころか、“自分こそ迷惑をこうむっている被害者だ”と感じていたりします。このような上司を「クラッシャー上司」と言うのだそうです。

クラッシャー上司の特徴

クラッシャー上司といわれる人たちは、部下に対して怒鳴ったり言葉の暴力で相手を威圧しコントロールする、またノンバーバル(非言語的)にも表情で相手を戸惑わせたり恐怖心を味わわせること、無視することなどもあります。
部下を潰すという悪評はあるけれど、実際に能力と実力があり会社の必要悪的な存在。その上の人間も注意はするものの、その実力ゆえ切るに切れず、部下も致し方ないと考え、その結果パワハラまがいの行為は放置されてゆきます。
本人はどんどん出世しますが、「俺は部下を5人もうつ病にしてきた!」などと吹聴するような方もいて、実際に部下はどんどん精神的に倒れていきます。

クラッシャー上司の性格

大多数のクラッシャー上司は、職人気質で真面目で結果を何より大事にしている、会社に対する忠誠心の強いタイプです。
クラッシャー上司は、自分にとても厳しく、自分のことを二の次にしているため、周りで甘えていると感じられる人たちが許せなかったり、周りにも自分のような姿勢をどこかで求めてしまうところもあるようですね。
クラッシャー上司と言われる人たちもかつては、クラッシャー上司の部下であったケースが多いようです。しかし、当時はしっかりぶつかり合うことも今と比べてはあったように映ります。だからこそ、かつて大嫌いだった上司と後になって分かり合える仲になっているケースも時々あります。

クラッシャー上司は人間的に未成熟

子ども時代に親から十分な愛情を受けずに育ち、自己肯定感が低いと、自己愛性人格障害に陥りやすくなると言われています。なぜなら、自己肯定感が低いと、自分に自信が持てない分、他人からの評価に敏感で、上昇志向が高くなるからです。そして、他者からの評価を得るために必死になって昇進をめざしますが、人間的に未成熟でコミュニケーション能力が低いため、部下を育てることができないどころか、部下をつぶしてしまうクラッシャーになってしまうのです。

クラッシャー上司